大会長挨拶

日本緩和医療学会 第7回関西支部学術大会
大会長 清水 政克

医療法人社団 清水メディカルクリニック 理事長

 この度、2025年 9月 20日(土)に兵庫県神戸市におきまして、日本緩和医療学会第7回関西支部学術大会を開催する運びとなりました。
 本邦の緩和医療では、病院(緩和ケアチーム)、ホスピス・緩和ケア病棟、在宅医療の3つの場で、適切な緩和医療の提供ができる体制づくりが求められています。特に在宅医療においては、我が国が2025年に超高齢多死社会を迎える(いわゆる2025年問題)という文脈から、在宅緩和ケア・在宅看取りが推進されてきました。厚生労働省が2012年に行った「在宅医療連携拠点事業」においても、2025年は在宅医療推進における一つの節目の年とされていました。そこで、まさにこの2025年に開催される本大会のテーマは「いま、あらためて2025年問題を再考する」としました。
  内容としましては、領域別の様々な課題を取り上げ厳選した5つのシンポジウムと3つのパネルディスカッション、1つのワークショップ、初学者向けの教育講演4つ、9セッションで構成される一般演題(一般セッション7、フレッシャーズセッション2)、ランチョンセミナー(共催セミナー)、共催展示など、進取精神で企画準備しております。
 2025年の今を生きる私たちの目から見て、これまでに行われてきた2025年問題に対する様々な施策は有効に機能してきたのでしょうか?その成果はどうだったのでしょうか?あらためて成果を振り返り、残された課題を共有し、この先の活動に繋げたいと思います。緩和医療を実践する専門職(地域の医療・介護・福祉の関係者等)が一堂に集い、討議し育む会にするべく、実行委員・大会運営事務局一同鋭意準備に取り組んでまいります。
 みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。秋の神戸でお会いしましょう!